この1週間の患者が前の週よりも8000人以上多くなっている。
国立感染症研究所は特に幼い子どものいる家庭では
こまめに手を洗うなど予防に努めて欲しいと呼びかけています。
手足口病の症状としては
急に38℃台の発熱があります。
続いて口の痛み、よだれ、食欲の低下、
そして手足の発疹がみられるようになります。
発疹は3~5mmの丘疹性紅斑に2~3mmの楕円形の水疱を伴うのが特徴。
手のひら、手の甲、足底、足の甲、膝伸側部、臀部などに現れます。
熱は2~3日で下がり、発疹も3~4日で水疱が吸収され、
アメ色に変化して治ります。
では、どんなことに注意すれば良いのでしょうか?
手足口病の注意点は?
手足口病には特に有効なワクチンは現在のところ、ありません。
また手足口病の発病を予防する薬もありません。
また、手足口病は治った後も、比較的長い期間、便からウイルスが排泄されることも。
感染しても発病はせずに、ウイルスを排泄している場合もあります。
衛生観念がまだ発達していない乳幼児の集団生活施設等では、
施設内での感染の広がりを防ぐことは難しいのです。
逆に考えれば手足口病は、発病しても、
軽い症状だけで治ってしまうことがほとんど。
神経質になりすぎないことが大切です。
感染してはいけないような特別な、危険な病気ではありません。
多くの人が子どもの間に手足口病にかかって、
免疫をつけてきた感染症なのです。
ウイルスの型がいくつかあり、
型が変わると再び感染することもありますが、
まずはうがい手洗いをこまめに行うなどして
使用するタオルなどは共用しないことが大切です。
まれに、
●高熱が出る
●発熱が2日以上続く
●嘔吐する
●頭痛がひどい
●視線が合わない、呼びかけに答えない
●呼吸が速くて息苦しそう
●水分が取れずにおしっこがでない
●ぐったりとしている
などの症状がみられた場合は、すぐに医療機関で受診することが必要です。
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